050-3568-2789 24時間365日受付中

保全・強制執行

  1. 弁護士坂東大士 会社の経営相談 >
  2. 企業法務に関する記事一覧 >
  3. 保全・強制執行

保全・強制執行

保全とは、債務者の財産をあらかじめ確保する手続です。

裁判手続で債権を回収する場合、まず、訴訟を提起し、裁判所での審理を経て判決が言い渡され、確定判決を得ることが必要です。その後、相手の財産を差し押さえるには、裁判所で強制執行の手続を踏むことになります。

つまり、判決を得たからと言って、すぐに相手の財産が手に入るわけではないのです。

このように、裁判手続で債権回収を行うには、勝訴するまでに時間がかかり、勝訴した後も強制執行手続きを完了するまでに時間がかかります。その間に、債務者が自身の財産を他の債権者などに売却・譲渡する可能性があります。

そうなってしまうと、強制執行によっても債権回収が不可能になってしまいます。
そうした事態を防ぐために利用できる制度が保全手続(民事保全手続き)です。

保全手続きには、仮差押えと仮処分の2種類が存在します。

・仮差押え
仮差押えは、金銭債権回収のために講じられる保全手続となります。
仮差押えを実行すると、債務者は所有する土地などであっても売却などの処分の際に制限を受けることになります。

仮差押えの流れとしては、仮差押えの手続を裁判所で行い、その後、訴訟を提起することになります。
仮差押えの費用は、動産や不動産など執行対象によって大きく異なるため、注意が必要です。

・仮処分
仮処分は、仮差押えと異なり、金銭債権以外の権利を保全するために必要となります。
例を挙げると、占有移転禁止の仮処分や従業員の不当解雇に対する賃金の仮払いを求める仮処分などがあります。

強制執行を考えた場合は、訴訟を提起する前に、保全手続を検討することが肝心です。

大阪市東部(東成区・生野区)、東大阪市などを中心に、皆様からのご相談を承っております。
保全手続きに関してお困りの際は、お気軽にご相談ください。

会社の経営相談が提供する基礎知識と事例

会社の経営相談が提供する基礎知識と事例

  • 債権回収を弁護士に依頼するメリット6つ|自社対応との違いと依頼のタイミング

    債権回収を弁護士に依頼...

    取引先からの支払いが滞ったとき、自社で督促を続けても応じてもらえないケースは少なくありません。「これ...

  • 法人成りの相談を弁護士にするメリット

    法人成りの相談を弁護士...

    法人成りの相談を弁護士にするメリットは、法人成りが本当にその事業のためになるかを判断することができる点...

  • 企業支援

    企業支援

    企業を経営していく上で、トラブルの発生は避けようがありません。 トラブルとは、単に取引先との売掛金や契...

  • 増資の手続と弁護士に依頼するメリット|株主総会決議・登記・税務の注意点を解説

    増資の手続と弁護士に依...

    会社の資金調達や財務基盤の強化、取引先・投資家との関係強化を目的として増資を検討する場面では、手続の...

  • 債権回収

    債権回収

    ビジネスにおいて、現金での取引はそれほど多くはありません。 特に、企業間の取引となると、売掛金や手形な...

  • 変形労働時間制

    変形労働時間制

    長時間労働対策として、変形労働時間制の導入を検討してみはどうでしょうか。 【労働時間の原則】  労働...

  • 売掛金の回収

    売掛金の回収

    ビジネスでは現金を用いた取引が最も安全ですが、取引先の信用度に応じては売掛金を用いた取引が一般的となっ...

  • トラブルにならない解雇方法

    トラブルにならない解雇方法

    業績不振や勤務態度の問題で従業員を解雇する場合、解雇の方法を間違えると、従業員との大きなトラブルに発展...

  • 風評被害対策を会社・法人が行う場合

    風評被害対策を会社・法...

    風評被害対策を会社・法人が行う場合、様々な対策が可能です。 ■ネット風評被害情報の削除 ネット風評被...

よく検索されるキーワード

ページトップへ