050-3568-2789 24時間365日受付中

雇用契約

  1. 弁護士坂東大士 会社の経営相談 >
  2. 企業法務に関する記事一覧 >
  3. 雇用契約

雇用契約

雇用契約(労働契約)は従業員が会社に労務の提供をすることを約束し、会社がその対価として賃金を支払う契約です。契約という意識がなくても、「雇います」「雇われます」という合意だけで契約は成立します。もっとも、お互いが合意さえすれば、どのような内容の労働契約を結んでよいというわけではありません。

雇用契約は様々な法令などの制約を受けます。その中で主な基準となるのは労働基準法や、労働契約法、労働組合法による労働協約、就業規則などです。これらに違反しない範囲で雇用契約は有効となります。例えば、労働基準法は、労働条件は従業員と会社が対等の立場で決めるべきだとし(労働基準法2条1項)、従業員を保護するために、合意された内容のうち労働基準法で定める最低基準に満たさないものを無効とします。


会社者は雇用契約を締結するにあたり、労働条件を明示しなければなりません。
労働者を雇い入れる際に、賃金、労働時間などの重要な労働条件を明確に説明することが義務づけられています(労働基準法15条1項)。労働条件の明示は口頭でもよいのですが、その中でも「労働契約の期間に関する事項」や、「就業の場所及び従業すべき業務に関する事項」、「賃金(退職手当及び臨時に支払われる賃金等を除く。)の決定、計算、支払の方法、締め切り、支払の時期」などの一定の事項については書面を交付して明示しなければなりません(労働基準法施行規則5条1項)。また、パートタイム労働者を雇用する場合には、これらの事項に加えて、①昇給の有無、②退職手当の有無、③賞与の有無について、文書ないし電子メールなどによって明示することが必要になります。


大阪市東部(東成区・生野区)、東大阪市を中心として、大阪府・京都府・兵庫県など関西全域で、労務管理・勤怠管理に関する法律相談を承っております。「雇用契約を解除するための条件は何か」「労働審判(労働裁判)の答弁書を作成してほしい」「退職勧告(退職推奨)をするにはどのような方法で行えばいいか教えてほしい」などのお悩みにお応えしていきますので、労務管理でお困りの際はお気軽にご相談下さい。

会社の経営相談が提供する基礎知識と事例

会社の経営相談が提供する基礎知識と事例

  • 民事再生とは?メリットとデメリットを解説

    民事再生とは?メリット...

    経営状態が悪化した企業が再建を試みる場合、民事再生を活用することが考えられます。 もっとも企業の...

  • 少額債券の回収

    少額債券の回収

    60万円以下の少額債権の回収でお困りの場合、少額訴訟手続きという手段を講じることで問題解決を図ることが...

  • 債権回収

    債権回収

    ビジネスにおいて、現金での取引はそれほど多くはありません。 特に、企業間の取引となると、売掛金や手形な...

  • リーガルチェックとは?重要性と注意点について解説

    リーガルチェックとは?...

    ビジネスを展開したり、日々の生活を営んだりする中で、さまざまな契約や規約に触れる機会も多いかと思いま...

  • 【2026年(令和8年)改正】個人情報保護法で何が変わるのか? 企業に求められる対応を弁護士が解説

    【2026年(令和8年...

    この記事の結論 改正法は2026年7月10日に成立。施行日は未定だが、遅くとも20...

  • 診療報酬の回収

    診療報酬の回収

    債権回収は、何も企業取引だけでの問題ではありません。 入院費や出産・分娩費など、診療報酬の未払いがある...

  • 契約書作成・チェック

    契約書作成・チェック

    業務委託契約書、秘密保持契約書、利用規約、定型約款、事業譲渡契約書、サブリース契約書などの契約書の作成...

  • 親族内事業承継とは?流れと注意点について

    親族内事業承継とは?流...

    事業承継の方法は様々なものが考えられますが、その中でも国内で特に多く用いられているのが親族内事業承継...

  • 就業規則

    就業規則

    就業規則は、単に作成義務があるということにとどまらず、会社経営にも大きな影響を与えます。企業が円滑に運...

よく検索されるキーワード

ページトップへ