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人事

人事とは、企業その他の団体・組織における職員の処遇などの決定に関する業務をいいます。企業活動を支える資源は、一般的には「ヒト」「モノ」「カネ」の3つであると言われ、最近では「情報」も重要な経営資源の一つとして加えられることもありますが、それでも、「ヒト」、つまり人的資源が企業活動に及ぼす影響は大きく、これを有効に活用するための業務は企業経営のなかでも重要な意味をもっています。人事制度は、企業経営のために「人的資源である労働者」を最適最大限に活用することを役割を担っています。


人事分野の仕事としては、以下のようなものがあります。

・人員配置
人事の異動や昇進、配置転換、転勤といった人材配置の戦略を練り、社員の能力を最大限に発揮するための仕組み作りを行います。適切な判断を下すために、各部署との連携が求められます。

・採用
採用計画に基づいて、必要な人員を採用するための活動を行います。「どんな人材を」「何人」「どのタイミングで」という採用戦略の立案が必要となり、また、予算と目標に沿った対応が求められます。

・人材教育
採用した社員の教育研修や、職員のレベルに応じた職務研修やマネジメント研修などを行います。もっとも、研修のすべてを人事が行うことは少なく、自社の社員にどのような研修が必要かを立案・コーディネートをして、マナー・スキルアップ研修などは外部の会社に委託することが多いです(なお、職場内で行う職業訓練をOJT(On the Job Training:職場内訓練)、外部の会社に委託する職業訓練をOff.JT(Off the Job Training:職場外訓練)といいます)。

・評価制度の策定
社員にモチベーション高く働き続けてもらうための「目標管理制度」や、成果をあげた人がきちんと評価を受けられるための「評価制度」、成果を還元するための「報酬制度」などを構築する仕事です。ここでは公平性や透明性、また「評価と報酬」が関連した仕組みになっていることが求められます。


大阪市東部(東成区・生野区)、東大阪市を中心として、大阪府・京都府・兵庫県など関西全域で、労働問題に関する法律相談を承っております。「残業代の計算方法がわからない」「労災の手続き方法を教えてほしい」「不当人事・不当解雇と主張されて慰謝料請求された」などのお悩みにお応えしていきますので、労働問題でお困りの際はお気軽にご相談下さい。

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