050-3568-2789 24時間365日受付中

少額債券の回収

  1. 弁護士坂東大士 会社の経営相談 >
  2. 企業法務に関する記事一覧 >
  3. 少額債券の回収

少額債券の回収

60万円以下の少額債権の回収でお困りの場合、少額訴訟手続きという手段を講じることで問題解決を図ることができます。

一般の民事訴訟手続きでは、時間と費用の負担が大きいため、少額債権の請求では、債権者側が裁判で損をしてしまうケースが多くありました。
その結果、裁判所を利用して債権回収を行うことを躊躇せざるを得ない債権者も多く、泣き寝入りの状態となることもありました。

そうした状況を改善したのが少額訴訟手続きです。

少額訴訟手続きでは、原則一回の審理で判決が言い渡されます。
一方、通常の民事訴訟では、審理手続きは複数回の口頭弁論によって構成され、判決までには多くの日数を要します。
つまり、少額訴訟手続きを利用することで迅速に問題解決を図ることができ、また裁判日数も短いため、費用の負担も大きく軽減されます。

ただ、少額訴訟手続きは動産の引き渡し請求には利用することができません。
加えて、原則一回の審理で判決が言い渡されるとなると、事前の準備を十分に行わなければ敗訴する恐れがあります。
こうした点に注意を払う必要があります。

少額債権の回収に便利な少額訴訟手続きは、利用回数に制限があります。
同一の裁判所で年間10回までしか利用できませんので、利用回数のカウントを間違えないようにしましょう。

大阪市東部(東成区・生野区)、東大阪市などを中心に、皆様からのご相談を承っております。
少額債権の回収に関してお困りの際は、お気軽にご相談ください。
ご相談者さまに寄り添い、最適な法律サービスをご提供いたします。

会社の経営相談が提供する基礎知識と事例

会社の経営相談が提供する基礎知識と事例

  • 契約書のリーガルチェックの重要性

    契約書のリーガルチェッ...

    契約書は相手側と交わした契約の内容を明記した重要な書類です。 法律上は、契約は双方の同意があれば成立し...

  • 就業規則の作成と見直しはなぜ重要?不利益変更のルールも解説

    就業規則の作成と見直し...

    就業規則には、単なる社内ルールではなく法的な位置づけを持ち、労使間のトラブルを未然に防ぐという役割が...

  • 労働問題(使用者側)

    労働問題(使用者側)

    従業員との間で労働トラブルが生じた場合に、従業員がどのような方法を選択するのか、トラブルが生じた従業員...

  • 企業間トラブルにおける弁護士の役割

    企業間トラブルにおける...

    企業間トラブルが生じそうな場合に、その予防に役立つのが契約書です。契約書を作成する段階で、1つ1つの条...

  • 問題社員への的確な対応とは?留意点もあわせて解説

    問題社員への的確な対応...

    会社の中で問題を引き起こす問題社員には様々なタイプがあります。 その中には、会社全体に悪影響を及...

  • 会社設立時に顧問弁護士を雇うメリット

    会社設立時に顧問弁護士...

    会社設立は、事業を始める上で重要なステップです。 しかし、設立手続きや運営には様々な法的リスクが...

  • 誹謗中傷を弁護士に相談するメリット

    誹謗中傷を弁護士に相談...

    SNSが普及して個人が情報を発信する時代が到来しました。 以前よりも情報伝達が早くなり、良い情報も悪い...

  • 社員の退職勧奨を進めたいときの注意点

    社員の退職勧奨を進めた...

    他の社員への悪影響や業務効率の低下を招く問題社員を辞めてもらいたい、と考える経営者の方は多いのではな...

  • 解決までの流れ

    解決までの流れ

    企業間トラブルは、以下の流れで解決していきます。 ①ご相談 企業間トラブルの具体的な内容をヒアリング...

よく検索されるキーワード

ページトップへ